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思い出の選手たち~#2大引啓次~

心の強い人は、優しいという。
本当は不器用で、真面目に考え込む選手だったのかもしれない。
しかし、グラウンドではそんな姿を見せなかった。

空振りしたあと、打席を外し何度もうなづいた。
凡打で1塁を駆け抜けたあと、うつむきそうになりながらも、すぐに視線を上げていた。
そして調子の悪いときほど、フルスイングをした。
当てにいく、そんな気持ちを打ち消すようなスイングだった。

エラーをしても、うつむかなかった。
マウンドで投手に謝罪を済ますと、次の打球に対して受け身にならず前へ出た。

自分を棚に上げるのは、難しいものだ。
だれだって、失敗すれば逃げ出したい。
周りが気になり、目を逸らしたくなる。
しかし、彼はそうしなかった。
グラウンドでは、うつむかないことを決めているかのようだった。

最初は強がりだったかもしれない。
ただ続けていけば、それは強さだ。

後悔をしないのではない。
外に出さないだけだ。
弱みを見せない。
勝つための手段だ。
うつむかない。
自分の居場所を確保するための、プロとしての生き方だ。

開き直って、振る力をもっていた。
打球に向かって、攻める選手だった。
自分のミスのあとでも、味方を鼓舞することができた選手だった。
前の打者が死球を受けたあとの打席は集中し、快打を飛ばしグッと投手をにらみつけていた。

後悔、努力、考え込む姿…それらはすべて、グラウンドの外へ置いていた。
グラウンドで向けられる視線は、常に前だった。

最後まで諦めない選手だった。
チームが、ファンが落ち込んでいるときほど、力を発揮する選手だった。
漢を感じさせる選手だった。

その最期も諦めず待ち、求められていないと答えがでると、潔く去っていった。
涙はなく、夢のようだったといって見せた。
悔いはない…そういうかもしれない。
そんなことはないだろう。
ただ彼はそれを口にしない。
だれもが、弱気をみたくないと思っていることを、彼自身知っていた。
だから最期まで弱みを見せなかったのだ。
強く、優しい、漢の去り際だった。


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