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2番青木の可能性

昨日のファイターズ戦、逆転弾を放ったのは“2番高橋由”だった。

無事ならば、当然クリーンアップを打つ打者。

相手梨田監督が「反則」という言葉を使ったのもわからなくはない。

しかし本来のジャイアンツの2番は、現在故障で離れている松本。

ジャイアンツは3番に小笠原、4番にラミレスと強打と勝負強さを兼ね備えた打者が控えているだけに、昨日は効果を発揮した2番高橋由だが、やはり松本の復帰が待たれるところだろう。



2番に強打者を置く。

メジャーリーグでは最近でもよく見られるパターンだ。



日本の球界でも、古くは阪急ブレーブスの蓑田外野手、ファイターズ時代の若き小笠原も打った。

記憶に新しいところでは、選手兼監督であったスワローズ古田PMが、2番リグスという打線を組み、初回からビッグイニングを狙う打線を組んだ。



そして先日、高田監督辞任を受けて引き継いだ小川監督代行が「青木2番」が理想とコメントしたという。



早稲田大時代は2番を打っていた青木。

ドラフトの際もスカウトの評価は「将来2番として育ってくれれば」というものだった。



それがプロ入り2年目に首位打者、シーズン200安打を達成し、翌年には長打も増やしたことで、3番に入ることとなった。

昨年のWBCでも日本代表で3番を打った青木であるから、スワローズに帰ってその場に入るのは自然なことと言える。

しかしスワローズで3番青木が機能しているかと言えば、そうとは言えない。

逆に苦しんでいるようにも見える。

単純に数字だけで適正がないというのは、乱暴だと思われるが、それでもスワローズにとって3番青木が良いのか悪いのかは、今後も問題となってくるだろう。



小川代行監督がどういう思いで、「2番青木」説を取ったのかはわからない。

ただ私的ブログ「東京ヤクルトスワローズ観察日記」で「2番青木」を以前から唱えてきた私の、自分なりの意見をここで書いてみたいと思う。



今季好スタートを切ったスワローズだが、4月の半ばには沈み始め、5月の末には監督辞任という事態を招くほどの敗戦を重ねた。

福地、相川の故障なども理由のひとつに挙げられたが、もっとも大きかったのはクリーンアップを打つデントナ、ガイエルの不調だっただろう。

和製大砲のいないスワローズ打線にとって、この両外国人の長打は得点力に直結する。

同時に不振となっては、チームの得点力が落ちるのは当たり前だ。



これはなにも今季に限ったことではなく、ここ数年のスワローズの課題といえる。

そこで「2番青木」である。



高田監督は福地を1番に置き、機動力野球を行おうとした。

しかしその基本はセオリーに則ったスタイルであり、1番が出塁2番は送りバントというパターンが目立った。

ただこの策が効果的なのは、強力で安定感のあるクリーンアップがあってこそだ。



2001年、若松監督のもとリーグ制覇、日本一を達成したスワローズ。

その年に生まれたのが、宮本の年間犠打記録だ。

この年、1番に入った真中はシーズン途中まで4割を超す打率で最終的にも3割を打った。

それをバントで送り続けたのが宮本である。

ただこの策が効果を発揮したのは、クリーンアップが強力だったからだ。

3番稲葉4番ペタジー二5番古田。

全員が3割を打ち、二桁本塁打を記録していた。

このようなクリーンアップを持っていたことで、1点を確実に取るバント策が、予想以上の大量点を生む結果をもたらし、優勝へとつながっていったのだと思われる。



今のスワローズの状況は違う。

一発の魅力はあるものの、確実性はなく、青木を外したクリーンアップの5番は投手の左右によって変えなければならない不安定さだ。

またチーム防御率は悪くないものの、試合を作るというタイプの投手が多く、調子が良くてもある程度の失点は覚悟しなければならない。



そんなスワローズのチーム状況を見れば1点ずつ積み重ねても、なかなかそれを守りきるのは難しい。

ガイエル、デントナが不調になれば、長打での複数点の確率も、ジャイアンツやタイガースといった長打力を持つ打者が多いチームに較べれば落ちる。

であれば、チャンスをバントというアウトを相手に与える策ではなく、打って広げていくのがのぞましい。

クリーンアップにもヒットでランナーを還す状況を作るのではなく、犠牲フライ、前進守備でなければ内野ゴロでも点が入るという形を作りたい。

そういう形を作るには、バントの名手ではなく、打てる2番が欲しいところだ。



1塁にランナーがいれば一二塁間が空く。

投手は当然アウトコースを中心に組み立てて来るが、これをひっかけ強引に一二塁間へ持っていく技術が青木にはある。

また現在の青木はパワーがつき、外野はそれほど前には守れない。

そのためエンドランをかけなくても、一気に1、3塁という状況を作る確率も上がってくる。

もちろんバントをしてもらいたいときもあるだろうが、打席に青木がいれば、相手は完全なシフトを敷きにくくなり、成功率も高まる。

最近は走ることが少なくなった青木だが、本来は脚力を持つ選手。

ランナーなしから出塁すれば、盗塁をしなくても警戒をさせることができる。

これは打席に入る3番、4番への効果ともなるだろう。



クリーンアップに打てる選手を並べるばかりが、得点を取る方法ではない。

出塁率の高い選手を1、2番に据えるだけでもない。

とくに打線の弱いチームは、膨らませ方が大事。

それには2番に打てる打者を置くのが、効果的だ。



その適任者は青木。

青木に2番を打たせるには、日本人でクリーンアップを打てる打者、また出塁率の高い1番打者の養成と課題は多いが、それをクリアし青木が2番を打てるようになったとき、スワローズ打線は完成に近づくように思われる。


この記事は2010年6月に書かれたものです。

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