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想い出の選手たち~花田真人~

自分の名前がコールされると、ため息が神宮を包むことがあった。
マウンド上で罵声が聞こえ、ベンチへ戻るときには、怒声を浴びることがあった。

それでも彼は表情を変えず、マウンドで勝負をし続けた。
取り立てて球威はない。
特別な変化球もない。
そのために、武器のシュートをスタンドへ運ばれることがあった。
勝負球のフォークを叩きつけてしまうことがあった。
それでも彼は表情を変えず、マウンドで勝負をし続けた。

僅差の試合ばかりではなかった。
大差の試合、投手を使わないために、打たれてもマウンドへ立ち続けたこともあった。
しかし、彼はそれが自分の仕事だと、当たり前のようにマウンドへ上がり、実直に投げ続けた。

その長年投げ続けた神宮のマウンドに、彼は帰ってきた。
今シーズン最初の神宮、そして最後の神宮。
これまで何度も小走りに駆けたマウンドへ、いつものように向かった。

マウンドから振りかえると、戸田で一緒に汗を流した仲間がいた。
初球、ストレート、2球目ストレート。
速球派だった頃を思い出すように、ストレートを投げた。
バットに弾かれた打球がセカンドのグラブに収まり、ファーストへ送球。
たった2球、しかし精一杯の2球。

マウンドで次の投手を待つ間、ナインが彼に声をかけた。
それに一言一言答え、彼は最後のボールをリリーフに渡した。

ホームベースの上で大学時代、彼の球を受けていた後輩が花束を持って待っていた。
ベンチには一緒に戦った仲間が、彼を迎えようと待ち構えていた。
それに応えようとしたとき、彼の瞳から涙がこぼれた。

滲んで見える観客席に、彼の名前を書いたボード、横断幕が見えた。
そこには罵声も怒声もない。
背番号24は、神宮の温かい声援に包まれて、ベンチへ消えていった。



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