FC2ブログ

Yahooショッピング

楽天

FC2ID登録・ポイント購入方法・問い合わせ

ブロマガ購入にはFC2ID(無料)に登録していただき、クレジットカードでのお支払いまたはFC2ポイント(銀行振込等)を購入する必要があります。

FC2ID登録 FC2ポイント購入方法はこちらをご覧ください

思い出の選手たち~#83関根潤三~


「弱くても応援する価値のあるチーム」の理想像、関根潤三監督が率いたヤクルトスワローズは、そんなチームだったように思える。

関根監督時代は3年で、すべてBクラス。
優勝など夢のまた夢であり、神宮での勝ち試合が見られることも珍しかった時代。
現役メジャーリーガーのホーナー、ミスターの長男長嶋一茂の入団など話題はあったが、それだけで楽しめるわけがない。
では何があったのかといえば、このチームには希望があった。

その希望を生み出したのは、関根監督なのだろう。
本来、プロのチームは相手と戦い勝利することを目標としている。
しかし、それは力のあるチームの目標であり、足りないチームが目指せば、場当たり的な戦いにしかならない。

関根監督は、チーム内に戦いを持ち込んだ。
その代表格が、“イケトラコンビ”と言われた広沢克己、池山隆寛の両選手だった。
「2人に100三振ずつ」は許すといった関根監督。
広沢、池山がチームの勝利を度外視したプレーをしていたとはいわないが、メインの戦いは自分たちの成績だっただろう。
全打席本塁打を狙っているかのように、フルスイングをしていた。
対戦チームとの戦いではなく、個人成績を争っているのだから、試合展開、順位など関係ない。
それが、負けていても広沢の、池山の打席が終わるまで、スタンドにいようという気持ちにさせた。

本来の一軍の試合では、本末転倒かもしれない。
しかし、一軍の試合にでなければ、選手は育たない。
どれだけ三振を重ねても、関根監督は広沢、池山を外さなかった。
試合に出られるのは、最初こそうれしいだろうが、成績がでなければグラウンドに立つことが恐くなるもの。
ときには、ベンチへ下がりたいことがあっただろう。
ただ関根監督は、それを許さなかった。

関根監督就任1年目こそ池山は127試合だが、あとの2年は全130試合出場。
広沢は3年連続フル出場だ。
強いチームには、必ず軸がある。
それもひとりではなく、複数いるものだ。
コーチとして貢献したカープで、関根監督は衣笠祥雄、山本浩二の両輪を作っている。
スワローズでは、広沢、池山がこれに当たる。
やがてこの2人はチームの軸となり、90年代のスワローズの黄金期を支えることとなる。
関根監督も、負けていいなどと思っているはずはない。
ただ、目先の勝ちよりも、広沢、池山という素材に目をつけ辛抱をした。

この流れは時を経て、小川淳司監督に受け継がれていく。
関根監督時代、準レギュラーとして小川外野手は、100試合前後出場している。
この経験が、監督、編成トップに就いたところで、若い選手を抜擢し、辛抱を重ねて、レギュラーへと作り上げていくことにつながっていったのだろう。

育成の関根監督、黄金期を作った野村監督と相次いでスワローズに貢献した監督が亡くなった。
強かった時代ということもあり、野村監督のDNAに注目が集まるのは当然だが、現状のスワローズに当てはめた場合は、関根監督のスタイルの方が合うのかもしれない。
高津臣吾監督は野村監督時代に入団したが、池山二軍監督、小川GMには関根監督のDNAも流れている。

負けていいわけはない。
ただそこに希望があれば、ファンは待てる。
強くなる過程をみることができるのは、スワローズのような球団のファンがもてる特権だ。


下の2つバナーはランキングサイトです。
「読んだよ」の合図に2つのクリック、忙しければひとつしてからのお帰りをお願いします!レビュー募集中!読者の方の感想を書くスペースがあります。文字数は少なくても構いません。宣伝にご協力お願いいたします^^こちらをクリック

 ↓   ↓   ↓
にほんブログ村 野球ブログ 東京ヤクルトスワローズへ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ
関連記事
スポンサーサイト



Template Designed by DW99