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「そういう星のもとに生まれている」人の賛美の光と孤独な影


チャンスに恵まれる人のことを「そういう星のもとに生まれている」と表現する。
いかにも幸運に恵まれているように思える言葉だが、果たしてそうなのだろうか?
チャンスを得る数が多ければ、それだけ注目を集めることになる。
成功すれば賛辞を受けるが、失敗すれば散々に叩かれる。
どんな天才であっても、目の前のチャンスをすべてものにできているわけではない。
それどころか、大きなチャンスを何度も逃した経験の方が多いはずだ。

WBCで、4番に入った村上宗隆だが、準決勝のメキシコ戦から5番に入った。
セ・リーグ連覇を果たしたチームで、2年連続で4番を張り続けた男だけに、降格という意識は強かっただろう。
ただ、同時に“当然”という意識も持っていたはずだ。

テレビ、ネットで日本人の大半が注目したWBC
村上は、「そういう星のもとに生まれている」言葉通り、何度もチャンスに恵まれた。
しかし、ことごとく結果を出せなかった。
注目度の高い大会、期待の大きさはNPB所属の選手の中ではトップクラス。
そういう状況で、結果が出せない。
その焦りは、身近な人でなくてもわかるぐらいのものだった。

それでも村上の打順を追いかけるように、何度もチャンスが回ってくる。
これが幸運だといえるだろうか?
逃げ出したい気持ちになっても仕方がない状況だが、それができないのが「そういう星のもとに生まれている」人の宿命だ。
誰も助けてくれない、望んでいなくてもチャンスの場面が回ってくる。
「そういう星のもとに生まれている」という人は、常に崖っぷちに立たされているようなものなのだろう。

希望をもたれることの恐さ、期待される恐れ…それがピークに達したメキシコ戦の9回裏ノーアウト1、2塁のチャンス。
信じた栗山監督の言葉に背中を押されて打席に立った村上。
その重みを背負った打席で、村上はセンターオーバーのサヨナラ打を放った。
村上自身は本塁打のような手応えだったようだが、届かなかった。
しかし決勝では、同点に追いつく文句なしの一発を放った。

「そういう星のもとに生まれている」人は決して幸運ではない。
誰よりも厳しい戦いの場にさらされる人のことを言う。
そんな場面で結果を出せるのは、自分しか知らない孤独な積み重ねの日々という影。
だからこそ、結果が出たときの光はまぶしく輝いて見えるのだ。


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