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想い出の選手たち~ボブ・ホーナー~

今でこそメジャーリーグというのは日本人選手が活躍し、衛星放送で見ることが出来るものになったが、20年前はその呼び名も「大リーグ」であり、海の向こうの別のプロ野球というものだった。
なにしろ、それがどんなものであるのかは、オフに観光気分でやってくるメジャー球団と全日本の試合や、現役大リーガーと呼ばれた助っ人でしか判断出来なかったのだから。

それにしても、観光気分で来日し屋外の球場で日本シリーズ後に行なわれた試合はコンディション的に悪く、現役大リーガーといわれ来日した助っ人も、もう全盛期を過ぎた選手か左用、右用と相手によって試合に出る、レギュラーとはいえない選手たちだった。
当時、現役大リーガーとしてもてはやされていたのは、ジャイアンツにいたクロマティぐらい。
4番に入り活躍はしたが、それほど凄味というのは感じなかった。

しかし1987年、本物の大リーガーがスワローズに入団する。
前年までアトランタブレーブスの4番または5番を打ち、9年間で215本のホームランを放った男。
ボブ・ホーナーである。

本来、日本に来る選手ではなかった。
経営を圧迫するFA選手を、メジャー球団が共闘し獲得を見送り、そのため宣言をしたホーナーはどこにも所属できず浮き上がってしまったのだ。
そこへスワローズが3億円という当時としては破格の契約条件で連れてきた。
ろくにキャンプもやらず来日したホーナーだが、いきなりその力を見せつけた。
3番でスタメンに名を連ねたホーナーは、初戦ライトへ打ちそこないのような飛球を上げる。
それがポール際に吸い込まれていく。
その後も打ち続ける。
ライトへレフトへセンターへ。
4試合で6ホーマー。
球場が狭すぎるといわんばかりに、ボールはスタンドへ飛び込んでいく。
とくにバックスクリーンに入ったホームランは圧巻だった。
打った瞬間センターライナー、そんな角度で飛んでいった打球は失速せずそのままバックスクリーンに叩きつけられた。

グリップを右肩におき、ほとんどステップをせず、その場で回転する。
後が小さく前が大きい、確実性が高く飛距離の出る打ち方。
日本の投手は打ちそこないを願うしかない、そんな状態だった。

この猛打に「ホーナー旋風」という言葉が生まれた。
ヤクルトのCMに起用され、一躍球団のスターになった。
スワローズはいくらホーナー打っても弱いままだったが、それでも球場にはその打撃を見たさに観客がやってきた。
当時流行っていたファミコンソフトの「燃えろプロ野球」というゲームでは、ホーナーをモデルにした選手がバントをしてもボールがスタンドへ運ばれるというオーバーな演出をした。
それほどの衝撃だった。

しかしホーナーはこの1年だけスワローズでプレーをすると、翌年メジャーリーグへ帰って行った。
「海の向こうに別の野球」があった。
そう言った言葉を残して。
週刊誌や評論家がその言葉を叩いたが、言われても仕方がない。
ホーナーが日本で残した成績は、93試合出場打率.317、31本、73打点。
規定打席不足ではあるが、実に3試合に1本の割合でホームランを打ったことになる。
まったく格が違うといったものだった。

「海の向こうに別の野球があった」
別の言い方をすれば、
「メジャーを相手にするなど、10年早い」
というような意味だったような気がする。
日本の野手初のメジャーリーガーが誕生するのは2001年、イチローまで待たなければならない。
10年どころではなかった。



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